審査員の視点から〜コンクール1次予選 ①

エリーゼのためにピアノコンクール

1次予選の審査をさせていただきました。
全員を通過させたいくらい、皆さん熱演でした!

小学生〜高校生の各部門
音楽大学出身の部
アマチュアの部
50歳以上の部門

職業柄、学生の演奏者さんの審査はとても勉強になります。
こんな良い曲あるの〜!?と掘り出し物の曲を見つけたり、
この子の先生どんなかな、と透視してみたり。
ただ、自由曲であることと、地域密着型のコンクールなのでいろいろな事が起こり
審査は難しい。

●背伸びして難しめの曲を弾いて、完成度が今ひとつ
●逆に良く弾いているけど、選曲はもうちょっとチャレンジしても良いかも
●うまい、でも(音楽が)子供らしくない。
●一曲弾き忘れちゃった。
●提出している曲目よりも一曲多い…しかも曲の実態がよく分からない
●保護者がうろうろしている。(前へ来て写真を撮る、舞台下から声を出して指示を出す。ちなみにそこは審査員席ですよ〜)

ステージマナーは、コンクールにより実は採点対象になっている事があります。
でも審査する立場で考えると、採点せずとも、あまりにも変わった行動や服装は
無意識に、点数に影響します。
ほとんどの場合は、ステージマナーの良し悪しと演奏内容は比例します。

低学年の場合には、演奏に指導者や保護者の影響が出やすいと思います。(もちろん中には、難しい曲を自分のものにして弾ききる子もいます。)

私は、小学生は指導者の言うことを聞ける素直さ、大事かなと思います。
「先生の言うことだからそうしなきゃ」という観念からではなく
一つ一つの言葉を感じて感動して、スポンジのようにしゅわしゅわと
受け入れていく素直さです。
そういう素直さは本人のキャラクターの他に、
実は家庭でのご家族との関係で形成される部分もあります。

そして素直に聞き入れた情報をもとに
自分の意思を持って
自分のために(ここ大事、両親のために弾いている生徒が稀にいます)
自分の音楽をするように 成長して欲しいですね♪
(リンカーンみたい)

子供はスポンジなだけに指導者の責任も大きい!
精進します。

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