審査員の視点から〜コンクール1次予選 ②
昨日の続きです。
そしてこのコンクールは、アマチュアの部門と50歳以上の部門があります。
第1回から連続出場の方もいらっしゃるそうです!
この部門は個性豊かな色々な演奏が聴けるので、審査が楽しい☆
最高齢の方は70代だそうです。
アマチュアとは思えない精緻な解釈が見える演奏、情熱を感じる演奏、
心のこもった演奏、自信たっぷりな演奏etc.
緊張で止まってしまうこともあり、
技術的にはプロのピアニストのようには行きませんが
ドキドキしながらも一生懸命、一心に弾いていく姿には
胸をうたれます。
そもそも、音楽ってそういうものだなぁと。
安くはない審査料を払って、勇気を振り絞って、
日頃の練習の成果を、自分の表現を聴いてもらおうという思い。
この日のために長い間準備されて来たのだと分かります。
伝えたい何かがあるから、弾く。
年齢や技術レベルは関係なく、人の気持ちが動く演奏は素敵です。
好きだから、純粋に楽しいから弾く!
最近は(ピアノに限らず)アマチュアや趣味で演奏される方は、
本業が別にあるのに上手に両立されて
すごくエネルギーあるなぁと感じます。
やはり音楽を愛する気持ちがエネルギー源ですね!
私も
いつでも
何でピアノを弾いてきたのか、
という原点に戻って
取り組んでいきたいと思います。
✴︎✴︎✴︎数々の熱演に感謝✴︎✴︎✴︎
2次予選も楽しみです♪
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