審査員の視点から〜コンクール本選

ピアノコンクールの本選が終わりました。

(2次予選も熱演ばかりでした〜)

私が教えている生徒さんも2人 入賞!
良い演奏をしてくれました。

 

このコンクール、
予選〜本選まで段階を経て聴くと
感慨深いものがありました。

 

私は翌日の本番のために授賞式を欠席しましたが、
授賞式って大体、審査員の方の
講評とか、
お一言とか、
ありますよね。

本当は1次予選、または予選ごとに
アドバイスできたらいいなと思います。

だって予選までで残念だった参加者さんたちにこそ、
言いたいことがたくさんあります!

 

まず他の人の演奏をよく聴いてみて。
自分が予選で漏れても、次の予選、本選と足を運んで
(だって日程は空いているはず)
聴いてみて欲しい。
ステージマナーはもちろん
どんな演奏が、聴衆と審査員の心に残って行くのか。

 

それから小・中学生の出場者さんについては
指導者の方にも是非コンクール全体を
聴いていただきたいところ。
実際、実力のある指導者は、有名な
またはそうでないコンクール、オーディションを
(視察も兼ねて!?)聴いておられることはよくあります。

 

私もモナコまでコンクールを
(旅行も兼ねて。。。)聴きに行ったことあります。
絶対に得るものがありますよ!

 

 

それから自由曲の場合は、選曲は大事
選曲も、戦略です。

 

〔こんなのはダメよ↓〕

×今やっている曲
×演奏時間で決める
×同じ雰囲気の曲が並んでしまう
×(演奏者にとって)難しすぎ
×易しすぎ

 

あと、私見ですが、
有名すぎる曲も避けたほうがいい気がします。

審査員がその曲をどう聴きたいかが
ある程度決まってしまっているからです。

私は楽譜にうるさいので
「そこrit.書いてあったよね?」
とか、考えながら聴いています。。。

もちろん楽譜どおりの表現でなくても、
「うわっ、これはすごい!!」
くらいのカリスマ性があれば別ですが。
なので名曲を選曲することは
相当自信があり勝負に出ているな、と捉えます。

課題曲の「エリーゼのために」
そんな理由からも、難しいですよ〜

 

〔選ぶときに気をつけていること↓〕

●見せ場のある曲かどうか(テクニック的にも音楽的にも)
●演奏者がその曲に惹きこまれているか、曲を愛しているか
●演奏者に合っているか(技術、音色、年齢、性格的にも)
●インパクトがあるか
●いい曲かどうか!!

 

自分のリサイタルの時には勿論
プログラムにこだわりますが、
生徒の発表会やコンクールでも
それくらいこだわり、無ければ探して、
頑張り屋の生徒ちゃんにぴったりの曲を
発見したいですね。

 

最後に、
アマチュア部門、50歳以上の繋(つながり)部門

出場していた方がこのブログを見ているか、
わかりませんが、
予選毎の講評をしっかり受け止め
課題をクリアし
1次、2次、本選とステージ毎に進化が見られて
本選はほんとうに
素晴らしかったです!!

 

ピアノが弾ける環境、ご家族への感謝があり
健康に感謝し、
音楽を感じて、心から楽しんで弾いておられました。
入賞した方々の演奏はとくに素敵でした。
演奏後、ご本人も「やったー!」と晴れやかな表情で。

 

この部門を受ける方は毎年の常連さんも多いそうで、
私も審査は3年目ですので結構お顔を覚えています☆

楽屋では常連さん同士で、
「来年は何をお弾きに?」
とか打ち合わせているのかなぁ(笑)

これからも熱演を期待しています。

 

 

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