音楽と親密に
新緑の会 コンサート@高輪区民センター
ベートーヴェンOp.111無事に弾き終えました。
素敵なお花が届いていました!
生徒ちゃんから。ありがとうございます♫
お聴きくださったみなさま、ありがとうございました!
ベートーヴェンで思い出すことのひとつ
昨年亡くなった恩師は、
私が最初にお世話になった頃には
芸大の教授で、ピアノ科の主任をされていました。
厳しいけれど、とっても思いやりのある
そして真摯に音楽と向き合う
いつも音楽とともにある先生でした。
私がレッスンに伺い
玄関の前に立つと
その日レッスンしていただく曲を
先生が弾いているのが聴こえたこと
よく覚えています。
ベートーヴェンのソナタでした。
『やっぱりバッハ、ベートーヴェン、ブラームスよね。
たくさん勉強なさい。』
『リサイタルを頻繁に開く人もいるけれど
1つのコンサートをするには
やっぱり3年、4年、かかるわよね。』
「やっぱり」ってよくおっしゃっていたかなぁ。
それだけの経験がないと「やっぱり」って
言えないですよね。
先生は何度も何度も、ベートーヴェンを
それこそ生涯をかけて弾いて、
曲とお話しして
親密なお人柄と同じように
音楽とも親密だったように思います。
私の弾いたのは、
音楽と親密だったかというと。
まだ音楽に挑んでいるなぁ。
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