図書室から【このフクロウったら!】
週に何回かは、娘を保育園に送った後
仕事が始まるまでの少しの間、1人でカフェに~
よく行くカフェは、本屋さん併設。
売り物の本も読めるし
展示本がお得価格になっていることもあります。
そのカフェに入ったら、最初に
娘のために!?(もとい、自分の楽しみのため)
絵本を一冊、読む&リサーチするようにしています。
先日の一冊。
ちょっと気に入って、
アウトレット価格で購入。
なになに!?
フクロウさん指もないのに
ピアノ弾いてる!!!
このフクロウったら ピアニスト
みみを すませば きこえるでしょ?
しずかな かすかな ささやくような
ショパンかしら? もしやモーツァルト?
しぃぃぃんと なんてすてきな ねいろでしょう
やさしく やわらかく かろうじて きこえるか?
たぶん たしかに おそらく きこえるかも……
えんそうを きいた ひとは みんな ききたくなる
「どうして そんなに ピアニッシモに ひけるの?」
ピアニストフクロウは はずかしそうに こたえる
「だって ぼくは キーを たたいたりしない
はねで ふわふわっと なでてるだけなんだ」
このピアニストフクロウの場面は
ステキ〜
ロマンチック〜
そんな音、聞いてみたい♡
と思って読み進めると、
ピアニストはあっという間に
どこかに忘れ去られて
ものすごい面白い展開に!
絵本作家さんが
子供のためではなく
読者のためではなく
自分の楽しみと興味のままに描いた!
そんなところが気に入ったのでした。
うちにあるので、ご希望の方には、貸し出せます(笑)
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